M+におけるすべてのキュラトリアル活動とプログラムを統括。同館における3つの主要領域「デザイン/建築」「映像」「ヴィジュアルアート」を横断しながら、コレクション、展覧会、ラーニングおよびパブリックプログラム、出版、デジタル技術活用などに取り組む。企画・監修した展覧会には「Lee Bul: 1998 to Now」(2026年)、「Picasso for Asia: A Conversation」(2025年)、「Yayoi Kusama: 1945 to Now」(2022年)、「Noguchi for Danh Vo: Counterpoint」(2018年)などがあり、いずれも高い評価を受けた。また2015年から24年にかけて、5回にわたるヴェネチア・ビエンナーレで香港参加企画の運営・監修を担った。M+着任以前は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)や、ミネアポリスのウォーカー・アート・センター、サンフランシスコのアジア美術館に勤務。MoMAでの「Tokyo 1955–1970: A New Avant-Garde」(2012年)、ウォーカー・アート・センターでの「Tetsumi Kudo: Garden of Metamorphosis」(2008年)および「House of Oracles: A Huang Yong Ping Retrospective」(2005年)など、重要な展覧会を企画した。
Photo by Dan Leung. Courtesy M+, Hong Kong.
アンドレア・リッソーニ
ANDREA LISSONI
ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)芸術監督
アンドレア・リッソーニ(PhD)は2020年から現職に就き、芸術的実験に対する領域横断的で世代を超えたアプローチによるプログラムを展開している。まず22年にサウンドと音楽のレジデンシーシリーズ「Tune」および、同企画と共鳴するような展覧会群(中谷芙二子、ダムタイプ、カールステン・ニコライ、クリスティーン・サン・キム、トニー・コークス、カラビン・フィルム・コレクティブ)を実現。続いてこれらを発展させ、グループ展「Inside Other Spaces: Environments by Women Artists 1956–1976」(2023〜24年)、「For Children: Art Stories since 1968」(2025〜26年)を開催した。以降もWangShui、プッシー・ライオット、フィリップ・パレーノらのソロプロジェクトや展覧会が行われ、同館のプログラムは広がりを見せている。リッソーニは09年から14年までミラノのピレリ・ハンガービコッカでキュレーターを、13年から20年まではロンドンのテート・モダンでインターナショナル・アート(映像)担当シニア・キュレーターを務めた。また、MAST財団(ボローニャ)で理事を務めるほか、セラルヴェス財団(ポルト)、MASI Lugano(ルガーノ)、Loop Barcelona(バルセロナ)、ルイジ・ペッチ現代美術センター(プラート)のアドバイザリーボードにも名を連ねる。