EXHIBITIONS
エキシビジョン
ソフィア・クレスポ/エンタングルド・アザーズ
「Synthetic Natures もつれあう世界:AIと生命の現在地」
                
                
                                        
                                                Courtesy Gazelli Art House.
リスボン拠点のソフィア・クレスポとアーティストデュオのエンタングルド・アザーズによる、AIアートとエコロジーが融合する展覧会。海中2,000m以深の世界を探る〈liquid strata: argomorphs(流動する海洋層:変態するアルゴフロート)〉、海水が深層から表層へ湧き上がる地球規模の現象とAIの視覚言語を結びつけた〈specious upwellings(見せかけの湧昇)〉、遺伝情報とデジタルデータの構造を重ねた〈self-contained(自己完結モデル)〉、
そして植物学と写真の歴史に着想した〈Temporally Uncaptured (捉えきれなかったものたち) 〉、「存在しなかった自然史の本」をコンセプトにした〈artificial natural history (人工自然史) 〉の5シリーズを紹介予定。映像、彫像、デジタルインスタレーションが私たちに提示するのは、断片的なデータと仮説から世界を読み解こうとする科学的営みと、詩的な想像力との交点に立ち現れるヴィジョンである。
※ キュレーターによるギャラリートーク
開催⽇:11 ⽉ 7 ⽇(⾦) 、8 ⽇(⼟) 15:00〜 (約 30 分) 申込不要、参加無料
本展の担当キュレーター三宅敦⼤が、展⽰空間を⼀緒に巡りながら作品の解説を⾏います。アーティストの
想いや制作プロセスについて語り、展覧会や作品の新たな⾒⽅や楽しみ⽅が広がる機会です。
シャネル・ネクサス・ホール
- C-6
 
- 銀座
 
                                        © Chanel.
2004年12月、シャネル銀座ビルディングのオープンと共に活動をスタート。芸術を愛し、支援したガブリエル・シャネルの精神を受け継ぎ、コンサートとエキシビションを2つの柱にユニークな企画を開催する。エキシビションは写真、絵画や彫刻、インスタレーション、映像など、様々なアート展を実施。施設名に冠した「結びつき(nexus)」の言葉通り、アーティストにチャレンジと発表の機会を提供しつつ、今まで誰の目にも触れられていない作品を紹介するなど、この場所ならではの出合いがもたらす企画を行う。メゾンの創造性という価値への取り組みの一環として、異文化交流を含む、対話と芸術的コラボレーションのための重要なプラットフォームとして機能していくことを目指している。