美術館・ギャラリー

ミサシンギャラリー

展覧会

彦坂尚嘉
PWP: Practice by Wood Painting

彦坂尚嘉《PWP 208》1992年

美術表現の制度そのものを根元から問い直し、1970 年代以降の日本のコンセプチュアリズムを主導したアーティスト、彦坂尚嘉の個展。厚み・長さ・幅が異なる形状の木の支持体の上に、透明絵具による多彩な表皮やフラクタルなかたちが特徴的な抽象画が描かれた「プラクティス・バイ・ウッド・ペインティング」シリーズに加え、近年、彦坂のスタジオで発見された1980年から90年代の作品群を紹介する。

会場

ミサシンギャラリー

  • D4
  • 広尾

港区南麻布 3-9-11 パインコーストハイツ 1F

03-6450-2334

2010年11月に港区白金の元鉄工所の建物にオープン。18年8月、大使館が多く立ち並ぶ閑静な住宅地、南麻布へ移転。アートの垣根を越え、建築や演劇など異なるジャンルと関連性や可能性を追求し、第一線で活躍するアーティストの歴史的な位置付けを行っていくことを目指す。また、1960年代から70年代の日本のコンセプチュアリズムに焦点を当て、戦後の日本美術に対する新たな洞察、分析から展示を行い、作品の再評価へつなげている。