EXHIBI­TIONS

エキシビジョン

八木良太 & マルト・アルディ「Behind Itself」

八木良太 / マルト・アルディ
八木良太《Shadow》2025年
Courtesy the artist and Mujin-to Production.

京都を拠点とする八木良太と、インドネシアのコンセプチュアルアーティストであるマルト・アルディの二人展。両作家に共通する特徴として、いずれも身近な道具や既製品を素材とし、それらの用途や意味を再構築することで、既成概念に問いを投げかける点が挙げられる。彼らは時間や重力といった目に見えない存在や、日常に埋もれがちな些細な現象にも目を向け、純粋な好奇心と遊び心をもってアートへと昇華させていく。展覧会では、立体、平面、映像など多様な表現を通して、二人の思考や視点の交差を体感できる。また今回は、両者の対話から生まれたコラボレーション作品の発表も予定している。


無人島プロダクション

  • B-3
https://www.artweektokyo.com/wp-content/uploads/2023/06/85e4e210d05bd87663434f2cde2a0616.jpg
Photo by Kenji Morita. Courtesy MUJIN-TO Production.

2006年高円寺で開廊。清澄白河を経て、19年に現在の墨田区江東橋に移転。現代社会や歴史に対しての鋭い観察と考察を、表現を通して可視化する作家たちのマネジメントを行う。また、作品のコンセプトに応じてギャラリー外での展覧会企画も多数行う。作家のビジョンを紹介するため、書籍やDVDなどのプロダクトも多数制作している。取り扱い作家は八谷和彦、八木良太、Chim↑Pom from Smappa!Group、風間サチコ、臼井良平、朝海陽子、田口行弘、松田修、加藤翼、小泉明郎、荒木悠。