EXHIBITIONS
エキシビジョン
ミケル・バルセロ「信楽焼」
Photo by Ryuichi Maruo
スペインを代表する現代アーティスト、ミケル・バルセロの同ギャラリー初となる展覧会。2023年に信楽の陶芸家・古⾕和也と共同制作した14点を展⽰する。バルセロは絵画、陶芸、彫刻などを手がけ、その⽣々しく無⾻な表現は、命の循環、⾃然の驚異、神話、⼈間の存在意義など、⼈類の普遍的なテーマに迫るものと言える。⼟を使う制作を始めたのは1994年、マリでドゴン族の伝統的⼟器に魅了されたのがきっかけだった。土をめぐる探求は続き、ジュネーブ国連会議場のドーム天井(2008)など大型プロジェクトにもつながっていった。信楽では、古⾕が伝統的な壺のフォルムをつくり、これを⼟の乾かないうちにバルセロが変容させていくという共同制作がなされた。蟹、⾍、蝶、⿂などの姿は、彼の作品に頻出する深海や⼤地の有機的イメージに通じている。さらに古⾕が自ら築いた⽳窯で焼成することにより、豊かな⾊彩と景⾊が有機的に⽴ち現れた。
ファーガス・マカフリー
- F-2
- 表参道
ファーガス・マカフリーは2006年の設立以来、アメリカ、日本、ヨーロッパの戦後および現代美術を世界に向け紹介。10年以上にわたり24名以上の作家、エステイトと共に幅広いプログラムを展開してきた。日本戦後美術、気鋭のヨーロッパ美術の国際的な評価を確立する上で中心的な役割を担う。ニューヨーク、東京、サン・バルテルミー島にギャラリースペースを持つ。東京のギャラリーは18年3月のロバート・ライマン展でオープンし、20年以降はジャスパー・ジョーンズ、リチャード・セラ、久保田成子、白髪一雄、田中泯、キャロリー・シュニーマン、マシュー・バーニーらによる展覧会を開催している。