EXHIBI­TIONS

エキシビジョン

長谷川寛示「矩と不矩 | Two Temporalities」

長谷川寛示
長谷川寛示《decay, remains (2025.9.16-09:55)》2025年
Courtesy Kana Kawanishi Gallery.

パンクロックやビートカルチャーの影響を受け、彫刻や平面作品を制作する長谷川寛示の個展。長谷川は東京藝術大学大学院彫刻専攻修了の後、曹洞宗大本山永平寺で修行ののち僧侶となり、近年還俗(俗世に戻ること)。前述の文化的影響に加えて仏教の哲学や精神性を作品のモチーフとし、リアリズムの造形を行いながらもその表象を組み替えることで、身近な文化や社会における観念・価値に疑問を投げかける。作品の「影」を通して彫刻の時間的なスケールを浮上させる〈decay, remains〉シリーズなど、コンセプチュアルな制作も魅力と言える。同ギャラリーでは2年振りの展示となる今回は、新境地としてよりスケールの大きな木彫に取り組み、全新作で構成予定。


カナカワニシギャラリー

  • B-2
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Photo by Nobutada Omote.

あらゆる現象学的メディウムを用い、普遍的なモチーフに新たな解釈を提示する現代美術プライマリー作品を扱うギャラリー。取り扱い作家は、若手日本人作家から国際芸術祭で活躍する海外作家まで幅広い。2014年にアートオフィス設立、15年よりギャラリー開廊、17年春に清澄白河に移転(内装・外装は永山祐子が建築設計)。18年春、写真専門のサテライトギャラリーとしてKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYを西麻布に移転オープン。国内外の現代美術アートフェアに積極的に参加しながら、2つのギャラリースペースにて個展やグループ展を定期的に企画。