EXHIBI­TIONS

エキシビジョン

植松永次「芽の出るところ 」

植松永次
植松永次《円錐の形、他 》2022年
Photo by Koji Honda. Courtesy Gallery 38.

⽇本の現代陶芸における重要作家、植松永次(1949 年、兵庫県神⼾市⽣まれ)の個展。植松は1970 年代に制作を始め、一貫して⼟や⾃然との対話の中に創造の源泉を⾒出してきた。⽣命感あふれる泥漿の動き、⼟や⽕の痕跡が際⽴つひび割れと歪みなど、素材の特性を⽣かす作品で知られる。⼟や⾃然から感じたことを重視し、既存の⽅法論や⾃意識にとらわれない彼の作品は、即興性や偶然性を孕みつつ独⾃の存在感を放つ。それは、あらゆるものがデータ化される現代において⾒過ごされがちな、かけがえのない景⾊や悠久の時の流れ、あたり前の日常に潜む⼤切な時間や空間について示唆するようでもある。


ギャラリー38

  • F-7
https://www.artweektokyo.com/wp-content/uploads/2023/06/Gallery38_1-Gallery-38.jpg
植松永次「星座」展示風景 2022年
Photo by Osamu Sakamoto.

2016年9月、神宮前にオープンした現代美術ギャラリー。土や自然との真摯な対話から立体作品やインスタレーションを生み出す植松永次の個展を皮切りに、優れた海外アーティストを日本に紹介すること、日本の新進作家や歴史的に重要な作家を海外へ発信することの双方を目的に活動する。ギャラリー空間は、訪れた人々が自然に作品やアーティストと対話できる場を目指している。国内外の多様な表現を横断しながら新しい視点を提案する場として、企画展の開催やプロジェクトを積極的に行う。