ギャラリーサイド2
六本木
港区西麻布1-8-12 Barbizon 61
Tel. 03-6447-1422
日本初展示の海外若手作家を招くことを目的に1997年にスタート。ウドムサック・クリサナミスやリクリット・ティッラヴァニらと共に、既存の境界線を押し広げていくような美術を20年以上にわたり紹介してきた。近年は、藤田淳、花澤武夫、ムラタ有子、三井淑香、田附勝の国内作家を紹介。タイのタイビチ・プンカセソンブーン、韓国のジョエ・ヤン・リー、イタリアのサンティ・アレルッツォら国内外の作家の展示も開催。

展覧会
サンティ・アレルッツォ展
11月1日–12月2日
サンティ・アレルッツォは1929年にイタリアの南メッシーナで生まれ、1957年よりメッシーナ海峡を挟んだヴィッラ・サン・ジョヴァンニで制作、晩年までを同地で過ごした。生前はイタリア以外ではあまり知られていない存在ながら、その穏やかで詩情のある作風は没後10年以上経った今日、注目を集めている。今回の展覧会では1970年代後半より晩年の2005年までの風景を中心にした作品11点を展示。海峡の輝く青や紫、空の桃色、クリーム色、木々や茂みに宿る緑のバラエティ、アレルッツォの作品に現れる色彩は喜びとも形容できるだろう。
サンティ・アレルッゾ《埠頭》2002年
Courtesy of GALLERY SIDE 2, Tokyo and Archivio Santi Alleruzzo, Pistoia