ブラム&ポー
原宿
渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森 5F
Tel. 03-3475-1631
ティム・ブラムとジェフ・ポーによって、サンタモニカで1994年設立。2014年、東京のスペースをオープン。27年に及ぶアーティストたちとの協働は、新しい言説を生み出す試みとなり、現代美術の新たな潮流を生んでいる。とくに10年以降は「もの派」、韓国のモノクローム抽象画「単色画」、戦後ヨーロッパの「CoBrA」、ブラジルのモダニズムといった美術史における重要な動向を検証する美術館規模の展覧会を数多く開催してきた。出版事業、パブリックプログラムの開催、オンラインプラットホーム「Broadcasts」を通して、実空間に留まらない活動にも積極的に取り組む。

展覧会
TOPICA PICTUS Revisited
Forty Red, White, And Blue Shoestrings And A Thousand Telephone
9月24日–11月6日
ブラム&ポーで2度目となる、岡﨑乾二郎による個展「TOPICA PICTUS Revisited: Forty Red, White, And Blue Shoestrings And A Thousand Telephone」を開催。2021年10月に病に倒れ、6ヶ月以上にわたる入院生活や壮絶なリハビリを経て驚異的な回復を遂げた岡﨑。この一連の経験は、身体と精神さらには世界の間に存在する関係性について新たな示唆を作家に与え、芸術制作の意義についての新たな視点をもたらしたと言う。今展では、退院後から取り組んできた最新作を初公開する。
岡崎乾二郎《Announcement to Mac the Finger / How Can This Be since I Do Not Know Myself Physically? / 黙示》2022年
© Kenjirō Okazaki, courtesy of the artist and Blum & Poe, Los Angeles/New York/Tokyo