MAHO KUBOTA GALLERY
外苑前
渋谷区神宮前2-4-7
Tel. 03-6434-7716
2016年3月に神宮前でオープン。スタート時より、ジェンダーの問題に着目して制作するアーティストの作品を紹介しているほか、近年ではアートを鑑賞する際に人間の脳に何が起きているのかという視点から、認知心理学的なアプローチを実践するアーティスト、時代や場所を超えた普遍的なナラティブを軸とし、人間の創造の歴史や叡智の豊かさを詩的に捉える表現者たちの作品も紹介している。展覧会を通し、鑑賞後も強く記憶に残り、その記憶が個人の思考のきっかけや探求へと広がってゆくような、開かれた実験の場を目指す。

展覧会
ジュリアン・オピー展
10月21日–11月26日
イギリスの現代アーティスト、ジュリアン・オピーの新作個展。風景や人物など、アートにおける伝統的なモチーフをピクトグラムやアニメーション表現を連想させるシンプルな描画と色彩表現により簡略化し、最小限の要素で表現するオピーのスタイルは、アート界のみならず広義のカルチャーシーンで大きな支持を集め続けている。今回はダンスを主題とした8点のペインティング、LEDディスプレイによる5点の映像作品を展示する。
また、渋谷の「PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷パルコ4F)」では、オピー初となるVRを用いた個展も同時にスタート。VRルーム内でゴーグルを装着することで、ダイナミックな展示を体験できる(PARCO MUSEUMでの個展は事前予約制)。
左:ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 1 step 2.》2022年
右:ジュリアン・オピー《Dance 1 figure 2 step 2.》2022年
©︎ Julian Opie, courtesy of MAHO KUBOTA GALLERY