「東京画廊70年(前期)」 展示風景 東京画廊+BTAP(東京) 2020年10月24日 – 11月21日
Courtesy of Tokyo Gallery + BTAP, photo by Kei Okano
東京画廊+BTAP
銀座
2020年に70周年を迎えた日本最初の現代美術画廊。ルチオ・フォンタナ、イヴ・クライン、ジャクソン・ポロック、フリーデンスライヒ・フンデルトワッサーなど、欧米の現代美術作家をいち早く日本に紹介。さらに高松次郎、白髪一雄、岡本太郎など、日本の現代アートを牽引する作家を取り上げてきた。02年には北京・大山子地区にBTAP(ビータップ)をオープンし、東京と北京を拠点に日中韓を中心としたアジアの現代美術、幅広い世代・地域のアーティストを世界に発信している。
東京画廊+BTAP
中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル 7F
03-3571-1808
展覧会情報
李鎮雨
開催期間 11月4日 – 12月25日
1959年にソウルで生まれ、現在はパリを拠点に活動する李鎮雨。李は、イタリアで火山の噴火を目撃して衝撃を受けて以来、炭を撒いた上に韓紙を乗せ、鉄のブラシで叩く作業を何層にもわたって繰り返すことで特有の質感を持つモノクロームの画面をつくり出している。それは、国際的再評価の機運がある韓国の単色画の「行為の反復」「修行」「精神性」という要素とも一致するだろう。本展では韓紙、炭を使用した作品「無題」シリーズの新作を発表。
李鎮雨《無題》2018
Courtesy of the artist and Tokyo Gallery + BTAP