VENUES

マテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチ個展『熨斗瓦』展示風景 2017年
© Matej Andraž Vogrinčič, courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY, photo by OMOTE Nobutada
KANA KAWANISHI GALLERY
清澄白河
あらゆる現象学的メディウムを用い、普遍的なモチーフに新たな解釈を提示する作品を扱う。取り扱い作家は、若手日本人作家から、国際芸術祭で活躍する海外作家まで幅広い。2014年にアートオフィスを設立、15年よりギャラリーを開廊。17年春に清澄白河に移転(内装/外装は永山祐子建築設計)。18年春、写真専門のサテライトギャラリーとしてKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYを東京・西麻布に移転オープンした。国内外のアートフェアに積極的に参加しながら、2つのギャラリースペースで展覧会を定期開催。
KANA KAWANISHI GALLERY
江東区白河4-7-6
03-5843-9128
展覧会情報
森山泰地
木を見て森を見る
開催期間 11月3日 – 12月11日
自然や都市にある目に見えない変化や動きを、その土地で採集した漂流物や廃材などの素材を用いて可視化し、その風景固有の場所性を自身の表現へと還元させる森山泰地の個展を開催。森山は、これまでに日本各地に広まった海や川の神を祀る民間信仰「水神」をテーマに、自身が龍神に扮したパフォーマンス/インスタレーション作品《龍神》(2017)や、渋谷のストリートで拾い集めたコンクリート、吸い殻、ガムなどをワックスで固めレーズンバターのように仕上げた立体作品《STREET BUTTER》(2017)などを手がけている。
森山泰地《STREET BUTTER》2017
© Taichi Moriyama, courtesy of KANA KAWANISHI GALLERY